HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、糖尿病の診断と管理に用いられる重要な血液検査の1つです。HbA1cは血液中のグルコース(血糖)レベルの平均値を示す指標になります。
HbA1cは、血液中の赤血球にグルコースがくっついている割合を表します。赤血球は血液中で数か月間生き続けるため、HbA1cは過去数か月間の平均的なグルコース値を示します。これは、血糖値の日々の変動を反映していると言えます。
HbA1cの値はパーセント(%)で表され、一般的な基準値は4.3~5.8%と定められています。
HbA1cの結果を基に糖尿病の診断や治療の効果を判断します。
糖尿病を上手に管理し、HbA1c値を7.0%以下に保つことで、合併症のリスクを減らせることが今までの研究より明らかになっています。
当院にはHbA1cを測定する機械があり、5分程度で結果が出て糖尿病の診断や治療方針に活かしています。
健診診断で
「尿糖陽性(+)」
「空腹時血糖値、HbA1c値が高い」
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