Q&A

受診について

初めて受診したいのですが、どうしたらいいでしょうか?
当院では、スムーズに診察を受けていただけるよう、「時間帯予約制」を導入しています。30分ごとに複数の患者さんの予約を受け付けており、受付順に診察を行っております。ご予約はお電話のほか、24時間対応のWEB予約およびLINE予約もご利用いただけます。当日の受付・診察は、事前予約なしでも可能ですが、予約された方が優先となりますので、何卒ご了承ください。ご不明な点は、お電話(TEL:092-692-1822)でお問い合わせください。
初めての診察するときに持参するものを教えてください。
健康保険証と市町村から発行される医療証、マイナンバーカード、現在服用されているお薬の内容のわかるもの(お薬手帳・処方せんなど)、検査結果などがございましたら、ご持参ください。
予約の変更・キャンセルやお問い合わせはどうしたらいいですか?
予約の変更・キャンセルは、お電話のほか、WEB予約サイトからも行っていただけます。診療に関するお問い合わせについては、お電話(TEL:092-692-1822)ください。
引越しなどで他の病院から変わりたいときに、紹介状は必要ですか?
紹介状をお持ちでなくても、受診可能です。お薬手帳(現在飲んでいるお薬)や最近の検査結果などありましたらご持参ください。
*紹介状がありますと今までの治療経過がわかりますので非常に助かります。受け取った情報をもとに迅速に治療に取りかかることができます。可能であれば、ご持参いただければ幸いです。
車椅子を利用していますが、受診できますか?
はい。当院はバリアフリーになっております。車椅子のまま診察可能ですのでご安心ください。トイレや検査についても車椅子のまま入っていただけます。車の乗り降りなど介助が必要な場合は遠慮なくスタッフにお声掛けください。また院内に車椅子を用意しておりますので、クリニック内で使用したい場合は遠慮なくお申し出ください。
他の病院やクリニックと連携はありますか?
はい。近隣の病院との連携を重視しています。診断の結果、より専門的な治療が必要と判断、あるいはご希望される場合は、安全な高度医療に繋がるように近隣のクリニックや病院に紹介させていただき、連携して治療を行います。
主な連携医療機関:福岡徳洲会病院、福岡青洲会病院、九州大学病院、仲原病院、岡部病院、うえの病院など
駐車場はありますか?
当院敷地内に、19台分の駐車場をご用意しております。

糖尿病内科診療について

糖尿病が心配です。とくに症状がなくても診察は受けられますか?
はい。糖尿病の初期は症状がほとんどありません。心配なことがございましたら、受診してください。「過去に健康診断などで血糖値が高いと言われた」「最近体重が増えた/減った」「家族に糖尿病の人がいる」などがある方は要注意です。
健康診断で血糖値が高いと指摘されました。どうすればいいですか?
糖尿病や糖尿病予備群の可能性があります。まずは受診していただき、糖尿病の診断に必要な追加検査を行います。その際には、健康診断結果表をお持ちください。当院の検査結果と合わせて判断させて頂きます。
糖尿病の診察・検査はどれくらい時間がかかりますか?
初診時は1時間ほど、再診時は15〜30分ほどとなります。一人ひとりのライフスタイルや身体の状態に合わせた食事、運動、薬物療法を提案させていただくため、初診時は時間を長めに設けています。
糖尿病の検査希望で受診する時は、食事をとらずに(絶食で)行ったほうがよいですか?
糖尿病の診断は、空腹時でも食後でも判断することができますので、どちらでも大丈夫です。通院されている方は、いつも通り食事をとって来院されています。(検査によっては、絶食で受診して頂く場合がありますが、その際は診察時にご案内します)
糖尿病で注射や血糖自己測定をしています。診察してもらえますか?
はい。当院は糖尿病を専門にしていますので大丈夫です。各種注射製剤(インスリンやGLP-1受容体作動薬)、血糖自己測定(SMBG)機器、持続血糖測定器(Free Styleリブレなど)など全て対応可能です。
糖尿病の合併症が心配です。検査はしていますか?
はい。当院では、振動覚検査、超音波検査、血圧脈波検査、心電図検査などが可能ですので、神経障害や動脈硬化の評価が可能です。しかし、糖尿病の合併症は多岐にわたります。糖尿病網膜症をみる眼底検査や虚血性心疾患、脳血管疾患の評価に関しては、より専門的な検査が必要になりますので、適切な専門施設への紹介を行っています。
インスリン注射を始めると、一生続けなければいけないのでしょうか?
糖尿病のタイプによります。1型糖尿病の場合は、すい臓から血糖を下げるホルモンであるインスリンが分泌されないため、残念ながら現在の医療では、インスリン注射が必要になります。一方で2型糖尿病は、インスリンの効きが悪く(インスリン抵抗性)なったり、すい臓からのインスリン分泌が低下する病気です。 2型糖尿病で血糖値が極端に悪化した場合、一時的にインスリン注射を行うことで、ダメージを受けたすい臓が回復し、 自己のすい臓から再び適切な量のインスリンが分泌される可能性があります。  このようなケースでは、インスリン注射を中止し、経口薬に切り替えることができる場合があります(一部の患者さんでは、薬物療法自体が不要になることもあります)。 当院では、インスリンを開始する前や中止する場合に、患者さん毎に病態を考え、患者さんにとって一番よい方法を提案させていただきます。  
最近は、インスリン注射以外の注射薬があると聞きましたが、どうでしょうか?
はい。GLP-1受容体作動薬という注射製剤があります。GLP-1とは、もともと私たちの腸管から分泌されるホルモンで、血糖が上昇した時のみ、すい臓に働きかけインスリンを分泌させ、血糖値を下げる効果があります。そのため低血糖になりにくいという特徴があります。また、胃の中にある食べ物の排出を遅らせる効果があることから、食欲を抑制し、減量効果も期待できます。自身のすい臓からインスリンを比較的多く分泌できている方は、GLP-1受容体作動薬を上手く使えばインスリン注射を使うよりも効果的に血糖値を下げることができます。しかし、インスリン分泌が低下している方に関しては、思ったほどの効果が得られないこともあるため、慎重に扱う必要があります。2021年より内服薬も使用できるようになり、ますます臨床の現場で使われるようになりました。診察時にどちらを選択するかしっかり検討する必要がありますので、使用時には相談させてください。
どのような食事をとったらいいのでしょうか?
身長、体重、現時点での食生活をうかがい、患者さんごとに病態を考えながら適切な食事内容を提案させていただきます。当院には、管理栄養士も在籍しております。チーム医療で栄養面をサポートしますので、お気軽にご相談ください。

生活習慣病診療について

健康診断で、血糖、コレステロール、血圧、尿酸値の異常を指摘されました。症状はないので様子をみていいですか?
生活習慣病のうち、肥満、高コレステロール症、糖尿病、高血圧、高尿酸血症(痛風)は「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」と呼ばれています。自覚症状が出にくいため放置されることが多いのですが、それぞれが血管を痛める原因となり、動脈硬化や心疾患、脳卒中を引き起こすことがあります。年齢や患者さんの状態によりそれぞれ目標値がありますので、診察時に相談させていただきながら治療方針を決めます。
生活習慣病の検査はどのような検査ですか?
生活習慣病は、偏った食生活、運動不足、飲酒、喫煙などの生活習慣が積み重なり、引き起こされる疾患です。そのため、普段から体の健康管理や評価が非常に大事となります。当院では、血管年齢検査で動脈硬化の程度を調べ、生活習慣病の予防に努めています。また、体の基本成分を分析するInbody検査のデータは、お一人お一人の健康状態に合わせた食事指導や運動療法に役立てています。
動脈硬化とは何ですか?
動脈硬化とは、全身に栄養や酸素を行き渡らせる動脈の血管壁にコレステロールが溜まって蓄積することにより、血管が狭くなったり硬くなってしまう状態を言います。血管壁に蓄積したプラークは血栓となり、血液の流れを止めてしまうと、心疾患や脳卒中を発症してしまいます。動脈硬化は、自覚症状がないため、知らず知らずのうちに進行してしまうため、予防が非常に大切となってきます。
善玉コレステロール(HDL-C)の値が高いのは大丈夫ですか?
HDLコレステロールの値が低い場合は、動脈硬化性疾患のリスクを高めますが、正常値より高い場合に、そのリスクが下がるというわけではないと言われています。HDLコレステロールの値が高い理由としては、体質によるものや病気によるものがありますが、薬物療法で正常に低下させることができる数値というわけでもないので、治療の必要はありません。コレステロール値はバランス良い値を保つのがベストですので、普段通り健康管理に気をつけて過ごしていただくことをおすすめします。
血圧は家でも測った方がいいですか?
血圧は落ち着いてリラックスした状態で測る方が安定します。ご自宅で毎日同じ時間に測ることにより、正確な血圧を知ることができます。ご自身の健康管理のためにも毎日決めた時間に測り、記録に残しましょう。病院を受診の際、お持ちいただくことで診断につながります。
いびきで相談してもいいですか?
疲れがひどい時など一時的にいびきをかく場合は心配いりませんが、習慣的にいびきをかく、日中の眠気が気になる場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性もありますので、受診をおすすめします。寝ている様子を動画に撮っていただき見せていただけると診断につながります。

一般内科診療について

何となく調子が悪いといった場合でも受診していいですか?
ちょっとした体調変化や疑問点がございましたら、お気軽にご相談ください。
微熱が続くのですが・・・
微熱が何日も続く場合は、全身のどこかに炎症もしくは病気が潜んでいる可能性があります。症状がひどくなる前に、早めの受診をおすすめします。
どのような疾患を診療してもらえますか?
発熱・喉の痛み・せき・鼻水・頭痛・嘔吐下痢・インフルエンザなど内科系疾患全般に幅広く対応いたします。診察のうえ、必要と判断しましたら、近隣のそれぞれの病気の専門の診療所や病院と連携し治療にあたります。
ただの風邪でも受診していいですか?
もちろん大丈夫です。とくにご高齢の方や基礎疾患(糖尿病や心臓病、免疫抑制剤服用中など)がある方は、ただの風邪だと思っていても肺炎であったりします。お気軽にご相談ください。
他院への紹介をしてもらえますか?
はい。当院はかかりつけ医として、地域の皆さまの健康維持に貢献したいと考えています。診断の結果、より専門的な治療が必要と判断、あるいはご希望される場合は、安全な高度医療に繋がるように近隣のクリニックや病院と連携して治療を行います。
感染症対策(インフルエンザや新型コロナウイルスなど)はどうされていますか?
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が疑われる場合は感染症対策の一環として、駐車スペースもしくは別室(一般の患者さんとは別の経路で入っていただきます)で診療いたします。
発熱がある患者さんは事前にご連絡ください(TEL:092-692-1822)。到着後は、駐車場内で当院にお電話をいただくか、入口のインターフォンでお知らせください。スタッフがご案内します。感染対策を徹底する事で皆様に安心して来院していただく体制を整えています。

漢方内科診療について

漢方診療とはどのような診療ですか?
漢方診療とは、患者さんお一人お一人の体質や病気の状態を見極めながら、人間が本来持っている自然治癒力を高め、症状の原因を解決していきます。漢方薬も患者さんの症状や体質、体格に合わせて処方いたします。
漢方での処方を希望して受診してもいいですか?
漢方医学では、4つの診察方法で、お一人お一人の症状や体質などを診察してからの処方になります。ご理解をいただき、気になる症状やお悩みがあれば、一度ご相談ください。
子どもでも漢方診療してもらえますか?
はい、診察いたします。漢方医学は人間が本来持っている自然治癒力を高め、体質改善をし、心身の調和を図るため、子どもの体にも優しい治療といえるでしょう。また、漢方薬は苦く飲みづらいと思われがちですが、子どもでも飲めるような漢方薬や、飲みやすくなる工夫もありますので、お気軽にご相談ください。

検査について

どのような検査ができますか?
下記の検査が可能です。一般内科や糖尿病診療に必要な検査機器を配備しています。
・血糖値、HbA1c
・尿検査(尿蛋白、尿糖、尿潜血など)
・血圧脈波検査(血管年齢、動脈硬化、足の動脈の詰まりをみる検査機器)
・超音波検査(甲状腺、心臓、腹部、血管をみる検査機器) ※一部予約制
・体組成測定(身体の筋肉量、脂肪量、基礎代謝などをみる検査機器)
・血液検査(白血球数、赤血球数、血小板数、CRP)
・抗原検査(新型コロナウイルス、インフルエンザ、溶連菌、アデノウイルス、マイコプラズマ、帯状疱疹)
・心電図検査
・胸部レントゲン検査
・パルスオキシメーター(動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定)
・新型コロナウイルスPCR検査
・AI搭載インフルエンザ検査「nodoca」
糖尿病の検査結果は当日わかりますか?
糖尿病の診断や治療に必要な「血糖値」「HbA1c値」「尿検査」は、10分ほどで結果がでますので、当日に検査結果が分かり、糖尿病の診断や治療方針の説明が可能です。糖尿病の診断がはっきりつけられない場合は、75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行います。こちらの検査はインスリン量も測定するため、結果は後日になります。それ以外の検査(腎機能、肝機能、脂質)は外注検査になりますので、後日結果説明をさせていただいております。

保険・費用について

保険は使えますか?
当院は、保険医療機関となっております。健康保険証、マイナンバーカードをお持ちください。各種保険を使っていただけます。自費治療をご希望の場合は、受付にてお申し出ください。
治療費はどのくらいかかりますか?
保険の種類や年齢などによって異なりますが、初診では初診料がかかりますので、余裕を持ってお持ちください。検査や治療の追加に応じてご負担額が増えます。またお薬が処方される場合、調剤薬局にてお支払いいただくお薬代が必要になります。
クレジットカードは利用できますか?
はい、ご利用いただけます。クレジットカードは、「VISA」「Master」「JCB」「アメリカン・エキスプレス」「Diners Club」など各種カードに対応しております。
お薬や注射製剤は院外処方ですか? 院内処方ですか?
内服薬や注射製剤(インスリン、GLP-1受容体作動薬)、すべて院外処方です。処方箋はどこの調剤薬局でも対応していただけます。患者さんのご都合のよい薬局でお薬をもらってください。なお、注射針、血糖自己測定器の穿刺針・センサー、リブレセンサー、消毒綿については院内でお渡しいたします。
自費料金はいくらかかりますか?
当院では以下の項目で自費でのご負担をお願いしております。
【診断書】
項目 料金(税込)
一般診断書 3,000円
健康診断書 一般健診(雇入れ時、定期健診) 8,500円
一般健診(簡易) 4,000円
各種資格・免許申請時診断書 3,000円
指定難病申請診断書 5,000円
保険会社診断書 5,000円
死亡診断書 5,000円
【証明書】
項目 料金(税込)
一般証明書(簡単なもの) 1,000円
傷病手当金意見交付料 1,000円
通院証明書 1,500円
【検査】
項目 料金(税込)
FreeStyleリブレ 2(Reader) 5,000円
FreeStyleリブレ2(センサー) 6,500円
Dexcom G7 CGMシステム(センサー) 5,000円